パワーグリップの6つの効果【筋トレ効率アップトレーニングギア】

マストアイテム&トレーニングギア
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こんな方におすすめ

パワーグリップって何?

パワーグリップの効果を知りたい

怪我をせずに狙った筋肉に負荷を与えたい

この記事では、そんなお悩み解決します!

握力の疲れや手のひらの痛みを防止し、鍛えたい筋肉を限界まで追い込める「パワーグリップ」

本格的なトレーニングをする方が使うトレーニングギアと思われがちですが、フォームが定まらない筋トレ初心者にこそ必須のアイテムです。

今回は、そんなパワーグリップの概要やリストストラップとの違い、メリット・デメリット、使用するべきメニュー、注意点などについて解説します。

ぜひ参考にしてみてください。

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パワーグリップとは?

パワーグリップとは、ウエイトリフティンググリップ(Weight Lifting Grip)とも呼ばれ、フリーウエイトやチンニングなどのトレーニングを行う際、先行して疲労しやすいとされる「握力」の補助や手のひらの痛みを防止し、鍛えたい筋肉を限界まで追い込めるトレーニングギアを指します。

主にデッドリフト、ベントオーバーロー、ラットプルダウンなど「プル系種目」「ローイング系種目」の際に使われることが多く、使用方法も簡単なことから多くのトレーニーに愛用されているトレーニングギアです。

また、ベンチプレスなどの高重量を扱う「プッシュ系種目」では、手のひらとシャフトの間に挟ませて使用することで、マメなどができないように手のひらを保護してくれます。

「握力」の消費を最小限に抑えたトレーニングは、メインとなる筋肉に集中して負荷をかけることが可能になるため、オールラウンダーとして使うことができます。

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パワーグリップとリストストラップの違い

パワーグリップと似た役割をするアイテムに「リストストラップ」があります。

中にはどちらを使用するべきか悩んでいる方もいるはずです。

リストストラップは、革製やビニール製のベルトを腕とバーベルなどの器具に巻き付けて使用します。

グリップ力や固定力は高いものの、バーと腕にぐるぐるに巻き付けるため、トレーニングのセットや移行に時間がかかるというデメリットがあります。

パワーグリップはリストバンドに「ベロ」と呼ばれる革やラバーの素材が装備され、手首に巻き付ければすぐに使える手軽なアイテムです。

種目にもよりますが、使いやすさや機能性を考慮すれば「パワーグリップ」の使用がおすすめです。

それぞれメリット・デメリットが異なるので、用途に合ったアイテムを選びましょう。

メリットデメリット
パワーグリップ・しっかり巻き込めばグリップ力は高い
・手首に巻くだけで使い方が簡単
・薄いベロだとグリップ力が弱い
リストストラップ・しっかり固定でグリップ力が高い・初心者の頃は上手く巻けない
・使い方が面倒

・高重量はそこまで扱わないけど、簡単に素早く利用して握力のサポートを受けたい方はパワーグリップがおすすめ

・高重量のトレーニングでも安定的に使用したい方や、強力な握力のサポートが必要な方は、リストストラップがおすすめ

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パワーグリップを着用する6つの効果

Handsome fit man raising his arms in winning gesture. Casual lifestyle

「握力」とは、前腕部にある20種類以上もの筋肉が収縮することによって力を発揮します

その数ある前腕筋の中で、特に握力に直接関係するのが「深指屈筋・浅指屈筋・長母指屈筋」と呼ばれる筋肉です。

これらの筋肉群は、人体を形勢する筋肉比率で言うと比較的小さい筋肉と言えます。

その小さい筋肉に対し、比較的大きい筋肉に負荷をかける場合、小さい筋肉が先行して疲労するのは言うまでもありません。

そんな時こそパワーグリップの出番です。

1.握力補助効果

2.前腕の関与を抑える

3.しっかり追い込める

4.狙った筋肉に負荷を与える

5.手マメ防止

6.トレーニングの安全性を高める

それぞれについて詳しく解説します。

握力補助効果

パワーグリップにはバーなどを握った際、滑り止めとしての効果があります。

この滑り止めという効果は、重りを「握る」と言うより、重りを腕に「引っ掛ける」と言うというニュアンスに近く、握力によるパワーの消耗を抑えることが可能になります。

そのため、ウエイトを使ったトレーニングがやり易くなります。

前腕の関与を抑える

パワーグリップを利用せずに素手のまま「プル系種目」や「ローイング系種目」を高重量で行うと、目標としてる挙上の回数を意識してしまうため、前腕筋への関与が大きくなってしまいます。

前腕筋の関与が高まると、当然本来鍛えるべきターゲットとなる筋肉への負荷が減、筋トレ効果が弱まってしまいます。

さらに、前腕筋が疲労してしまうと、その後の筋トレにも影響を及ぼしてしまい、手を使用する上半身のトレーニングを行うことが難しくなってしまいます。

そういった状況を避けるために、パワーグリップを活用することで、筋トレの最後まで握力をキープすることができるため、対象となる筋肉を追い込むことができるようになります。

筋トレを効率的に行うポイントとして、前腕をいかに使わずに行うかということが大切になるので、意識して筋トレを行ってみましょう。

しっかり追い込める

Massive screaming bodybuilder with a burning cogwheels inside his torso. Concept of bodybuilding workout and progress.

デッドリフト、ベントオーバーロー、ラットプルダウンなど「プル系・ローイング系種目」をやっていると、負荷をかけたい筋肉は大丈夫なのに、握力が無くてもうできない……なんて経験があるのではないでしょうか?

そんな時、パワーグリップを利用することで、少ない握力でしっかりと高重量のウェイトを保持することができるようになるため、結果的にターゲットとなる筋肉をより追い込むことができるようになります。

また、パワーグリップによる握力のサポートは、目標回数の挙上をクリアすることができるようになるだけではありません。

ウェイトを保持する手が外れるのを防ぐために、関与する他の筋肉へのエネルギー消費を軽減させたり、それによっておこる雑なフォームでの動作を抑制する効果もあります。

パワーグリップを活用すると、「ウェイトを保持する」というエネルギーの消費を抑えることに繋がります。

狙った筋肉に負荷を与える

Muscular man working out with a barbell. Specialization for biceps in bodybuilding.

特定の筋肉を鍛えたい場合、その筋肉に集中して負荷をかけることが大事になります。

逆を言えば、鍛えたい筋肉部位以外は力んでいない状態がベストと言えます。

そのため、前腕筋の疲労を抑えることは狙った筋肉に負荷を与えやすくなることに直結しており、パワーグリップの使用により効率の良いトレーニングが可能になります。

手マメ防止

手のひらをカバーする形状は、摩擦で起きる手マメ防止や滑り止めといった効果も同時にあるため、人気のトレーニングギアとなっています。

トレーニングの安全性を高める

筋トレで極限まで追い込むことを意識するあまり、筋肉の疲労に気づいていなかったり、筋肉の限界を突破しようと無理して行ってしまうことがあるかと思います。

しかし無理をしすぎるあまり、筋肉疲労によりウェイトであるバーベルやダンベルを落下させてしまう危険性があります。

パワーグリップを装着してトレーニングを行うことで、前腕の疲労が限界になったとしても、ウエイトが簡単に抜け落ちることを防止することができるため、怪我や床の破損などのトラブルを回避することができます。

結果的に、トレーニングの安全性を高めることができます。

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パワーグリップを着用するデメリット

Young filipino fitness man frowning face in displeasure, keeps arms folded.

パワーグリップの利用に対して、絶対に使用しないという方がいらっしゃいます。

というのも、パワーグリップを装着することで、グリップ力の強化ができなくなってしまったり、前腕筋の強化やサイズアップを邪魔してしまうといった理由で使用しない方がいます。

これについては、握力のサポートをするにあたり、確かに前腕筋の強化やサイズアップという点で考えると、その意見も分からなくはありません。

しかしながら、パワーグリップを利用するシーンを考えると、ターゲットとしている筋肉は前腕筋ではなく別の筋肉なはずです。

そのターゲットとしている筋肉を鍛える前に、前腕が疲労してしまってターゲットに効果的な負荷が加わる前にトレーニングの続行が困難になってしまっては、元も子もありません。

上記の点から考えると、パワーグリップは、ターゲットとなる筋肉に効果的な刺激を加えるためにサポートしてくれるトレーニングギアであるため、パワーグリップの利用は大いに効果のあることだと言えます。

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パワーグリップを使用するべきメニュー

こちらでは、パワーグリップを活用することで、筋トレの効果を高めることができるトレーニング種目について解説します。

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パワーグリップを使用する際の注意点

Little girl wearing a princess look rejecting someone showing a gesture of disgust.

最後にパワーグリップを使用する上での注意点を1つ。

それは、パワーグリップに頼りすぎてはいけないということ

これに関してはトレーニングギア全般に言えることなのですが、トレーニングギアを使うのが当たり前になってしまうと「家に忘れた……」など不測の事態でトレーニングギアが使えない時にトレーニングの質・モチベーションが下がってしまいます。

そのため、パワーグリップはあくまでもトレーニングのサポートアイテムということを忘れないようにしましょう。

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まとめ

Strong little child wears protective helmet and cape, shows biceps, poses near hand made rocket, ready for exploring space, wants to be astronaut, isolated on blue wall. Children and interests concept

今回は、握力の疲れや手のひらの痛みを防止し、鍛えたい筋肉を限界まで追い込める「パワーグリップ」について解説しました。

本格的なトレーニングをする方が使うトレーニングギアと思われがちですが、パフォーマンス面・安全面から考えてみても、フォームが定まらない筋トレ初心者こそパワーグリップの活用がおすすめです。

筋トレの効果を最大限引き出すためにも、ぜひ1つは用意しておきましょう。

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