・増量したいのになかなか体重が増えない
・筋肥大を目的としてトレーニングをしたい
・筋肉をつけたいのに、筋トレの成果が見られない
この記事では、そんなお悩みを解決します!
筋トレに励んでいるものの、筋肉がつかない、身体が大きくならない。
もしくは、いつも満腹まで食べているのに、ガリガリ体型のままで体重が増えない。
痩せたい人やダイエット中の人から見れば、贅沢な悩みに思えるでしょう。
しかし太りたいのに太れない当事者からすると、大きな悩みです。
私も少食のため思うようにカロリーが摂取できずに苦しんでいたのですが、「粉飴」の活用によって1年間で48kgから83kgまで一気に増量が進みました。
今回は、そんな「粉飴(正式な成分名はマルトデキストリン)」の概要やメリット、増量中の活用方法などについて解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
粉飴(マルトデキストリン)とは?

そもそも「粉飴」というのは成分としては「マルトデキストリン」という栄養素で、炭水化物に類するものです。
増量期に必要な炭水化物を効率的に摂取するためにジャガイモなどのデンプンから炭水化物部分を粉状にしたもので、たんぱく質や脂質のほか食物繊維などの他の栄養素もほとんど含まれない「純炭水化物」といえます。
ドリンクに溶かして摂取できる他、甘みが少なくほぼ無味無臭のため料理にも混ぜて使うことができます。
具体的な商品としては「H+Bライフサイエンス」の「H+B粉飴顆粒(フランス産)」や「粉飴マルトデキストリンfor Athletes(日本製)」が有名ですが、成分に大きな違いはありません。
粉飴のメリット

粉飴を摂取することで、以下の6つの効果を得ることができます。
1.吸収が早い
2.体脂肪になりにくい
3.飲み物からカロリーを摂取できる
4.甘みは砂糖の10分の1で摂りやすい
5. カロリーは100gあたり380kcal
6.インスリンの分泌を促進
それぞれについて詳しく解説します。
吸収が早い

マルトデキストリンは炭水化物が分解されて細かくなったもの。
そのため、分解の手順が必要なく、体内への吸収が早いという特徴があります。
つまり、運動中や運動後のエネルギー補給に最適なのです。
また、食事で摂るより多くの糖質を摂取することができるため、食事だけでは身体が大きくならない人にとって、大きなサポートとなるでしょう。
体脂肪になりにくい

粉飴(マルトデキストリン)は炭水化物の中でも体脂肪になりやすい「砂糖」や果物などに含まれる「果糖」とは違い、吸収が早くすぐにエネルギーになりやすい「ブドウ糖」という糖質のため、砂糖での摂取よりも体脂肪になりにくいほかトレーニング中のエネルギー摂取としても最適です。
増量中は特にトレーニングもハードになりやすいので大きなエネルギー消費によって筋肉が分解されないよう、ワークアウトドリンクに溶かしてエネルギー補給が可能です。
飲み物からカロリーを摂取できる

カロリー摂取は食事を中心に行うことを考えがちですが、こうした飲み物に溶かした状態から摂取することは増量期にとっては理想的な摂り方ともいえます。
固形物というのは消化するために代謝を上げる必要があるので、食事の量が増えると基本的に消費カロリーが上昇します。
それ自体は悪いことではないのですが、飲み物としてカロリーを摂取することができればこうした消化にかかるエネルギー消費を抑えられるほか、内臓への負担も少なくなります。
少食の人は胃腸が弱いことも多いので、なるべく内臓負担を少なくしながらカロリー摂取をすることが理想的です。
甘みは砂糖の10分の1で摂りやすい

ほとんど無味無臭の粉飴(マルトデキストリン)は甘みも砂糖の10分の1と控えめのため、多量に摂取しても気持ち悪くなったりすることがありません。
飲み物や食べ物に溶かしてもその味をほとんど変えることがないため、いつものドリンクや料理にそのまま溶かして効率的にカロリー摂取することが可能です。
カロリーは100gあたり380kcal

ほとんどが炭水化物(ブドウ糖)のため、カロリーは100gあたり380kcal程度となっています。
一度に摂取する推奨量としては最大でも60g程度のため、各食事に混ぜるだけでも1食あたり200kcalを摂取することができます。
1日に3回の摂取タイミングを作るだけで600kcalの炭水化物を摂ることができるので、粉飴だけで一気に増量ペースのカロリーに持っていくことができます。
粉飴の栄養素(100gあたり)
エネルギー:384kcal
炭水化物:96.0g
たんぱく質:0g
脂質:0g
※「H+B粉飴顆粒」の場合
インスリンの分泌を促進

炭水化物の摂取は「インスリン」の分泌を促すことは知られていますが、インスリンは通常の食事により急激に上げてしまうと体脂肪としての吸収を促すイメージがあるかもしれません。
しかし、インスリンは体脂肪だけでなく筋肉にアミノ酸を取り込む効率もつかさどっているため、うまくコントロールすることで増量期の筋肉の成長を促すことが可能です。
具体的には、たんぱく質を摂取するプロテインを飲むタイミングや食事のタイミングから逆算して粉飴によってインスリンを分泌させておくことで、摂取したたんぱく質を効率よく筋肉に送ることができます。
増量のための摂取タイミング

こちらでは、粉飴の具体的な活用方法を紹介します。
1.トレーニング前後
2.3食にプラスする
それぞれについて詳しく解説します。
トレーニング前後

エネルギーに変わりやすい粉飴(マルトデキストリン)を摂取するタイミングは、やはりトレーニング前後が最適です。
ワークアウトドリンクやプレワークアウトドリンク、トレーニング前後のプロテインに混ぜることで筋肉中の筋グリコーゲンを補充し、筋肉の分解を防ぐことが望めるうえトレーニング中のエネルギー切れも避けられるためパフォーマンスの向上も望めます。
体脂肪になりにくい「ブドウ糖」ですが、こうしたエネルギー不足になりやすいタイミングで摂取することで、より体脂肪ではなく筋肉のほうに吸収が優先されるのでおすすめです。
3食にプラスする

マルトデキストリンは、トレーニング中やその後に摂取すれば問題ありません。
しかし、それでも身体が大きくならない人は、3度の食事に追加してみましょう。
ただし、パッケージなどに記載されている推奨量を確認し、その量を摂取してください。
まとめ

飲み物からカロリーを摂取できて、増量中の筋肉の成長や体重の増加を確実に手助けしてくれる粉飴はまさに「魔法の粉」といえます。
少食な私も、この粉飴とエビオス錠の活用によって1年間で48kgから83kgまで一気に増量が進んだので、自信を持っておすすめできます!
ぜひ一度お試しください!
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